お別れの日 届かないけど娘に書く手紙
娘とのお別れ
それはなぜかというと、里親さんの所で生活することになったからです。
荷物をまとめる時間はなんと1時間。
大慌てで、持ち物を選別し、箱に詰めていった。
これから別れて生活するのだけど、荷物を詰めるのを手伝ってる一緒の時間は一緒にいれることでうれしかったよ。
タクシーに乗ったら、1度も振り向かず、行ってしまった。
『あさっての読み聞かせ用の本を借りに行かなければ!』
気をまぎらわすように、私は図書館に行った。
気をまぎらわすように、いろいろな本を見てみた。
本を借りて、マンションの横を通って帰った。
途中で雨が優しく降り出した。
私の変わりに空が泣いてくれてる気がした。